サッカーJ2栃木SCは26日、宇都宮市の河内総合運動公園陸上競技場で関東大学リーグ3部の作新学院大と練習試合を行った。45分3本を計7-1と快勝し、順調な調整ぶりをうかがわせた。
昨季からの既存選手のほか、新加入10人と2025年シーズンに加入が内定している立正大のMF吉野陽翔(よしのはると)が出場した。
1本目は4-1。前線からの守備とこぼれ球の回収がはまり、終始攻勢だった。サイドの展開からFW宮崎鴻(みやざきこう)が頭と右足で2得点。宮崎は2トップを組んだFW奥田晃也(おくだこうや)との連係について「いろいろな所に顔を出してボールを受けてくれた分、自分は自由に動けてやりやすかった」と手応えを語った。
守備は3バックを採用し2本目は1-0、3本目は2-0と抑えた。田中誠(たなかまこと)監督は「今、重きを置いているのは守備。狙った形で守れるように戦術理解を深めていきたい」と話した。
栃木SCは29日~2月10日まで沖縄県で春季キャンプを行い、一部の練習を一般公開する。