貧困や虐待、社会状況の変化の影響を受ける子どもの増加が懸念される中、県青少年育成県民会議は30日、家庭でも学校でもなく、子どもたちが安心安全に過ごせる「第3の居場所」をテーマとしたセミナーを県総合文化センターで開いた。日光市で長年にわたり母子の居場所「ひだまり」を運営する認定NPO法人「だいじょうぶ」の畠山由美(はたけやまゆみ)理事長が講演し、「子どもは尊重されることで生きる力が湧く」と訴えた。参加者は居場所の意義や役割について学んだ。
青少年の健全育成に向けて事業に取り組む同会議が、本年度2回目の青少年育成セミナーとして実施。県内市町の職員や市民ら約70人が講演に耳を傾けた。
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