ドレスなどを着て記念撮影する利用者ら

 【宇都宮】障害福祉サービス事業所「イチゴノキ」(花園町)は2日、宿郷5丁目のベルヴィ宇都宮で創立10周年の記念式典を開いた。利用者がファッションショーを披露するなどして保護者らと交流した。

 同事業所は2014年2月3日に創立。障害のある人向けに生活介護と就労継続支援B型を手がける多機能型通所施設で、17人が利用している。日々の活動で雑貨やアクセサリーも作っており、市役所内の「わく・わくショップU」などで販売している。

 式典では保護者ら約50人が集まり、利用者がドレスにティアラ、タキシードなど思い思いの華やかな衣装を身に着けて登場。「製品作りを頑張りたい」と今年の目標を発表した。

 続けて、施設で取り組んでいるハンドベルを演奏するなどして保護者に晴れ姿を披露した。運営法人の鈴木禎世(すずきさちよ)代表は「10周年を機に利用者の夢をさらに応援していきたい」とあいさつした。