レストランチェーンのフライングガーデン(小山市本郷町3丁目、野沢卓史(のざわたかふみ)社長)は5日、2024年3月期の業績予想の上方修正を発表した。23年5月公表の前回予想に比べ、純利益は約2・2倍の4億1千万円になる見通し。

 売上高は3・6%増の76億7千万円、経常利益は65・7%増の5億8千万円とした。

 新型コロナウイルスの5類移行で人流が回復したことなどから売り上げが予想を上回る見込み。政府の補助による光熱費負担の軽減もあり、大幅な増益の見通しとなった。

 同日公表した23年4~12月期決算は、前年同期に比べ売上高が8・6%増の58億600万円、経常利益が4・0%増の4億9100万円、純利益が15・6%増の3億5千万円。