水泳の世界選手権第8日は9日、カタールのドーハで男女の飛び込みなどが行われ、女子3メートル板飛び込み準決勝で宇都宮市出身の榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)が282・40点の8位で決勝進出を果たし、上位12人に与えられる今夏のパリ五輪代表に事実上決まった。
榎本は5回の演技で争った準決勝の1回目で、60・00点の6位と好スタート。続く2回目以降も50点台後半をマークし、一度も2桁順位に落ちない安定感を見せた。決勝で演技した時点で東京大会に続く五輪代表に内定する。
個人競技で本県関係のパリ五輪代表内定者はスポーツクライミング男子複合の楢崎智亜(ならさきともあ)、レスリング女子76キロ級の鏡優翔(かがみゆうか)(東洋大)に続き3人目。