【下野】建設業の安全を祈願する「聖徳太子(しょうとくたいし)講祭」が11日、小金井1丁目の慈眼寺で開かれ、坂村哲也(さかむらてつや)市長や石田陽一(いしだよういち)市議会議長、高山和典(たかやまかずのり)県議ら関係者約30人が参加した。
祭りは市商工会建設業部会が主催。聖徳太子が土木建築の神様とされることにあやかり、毎年行われている。
同部会のメンバーが見守る中、同寺の上野法忍(うえのほうにん)住職(71)が聖徳太子を祭った石碑の前で読経。その後、差し金に匠(たくみ)の文字が描かれたはんてんを着た参加者全員が焼香し、建設作業の安全を願った。
同部会の上野賢治(うえのけんじ)会長(58)は「建設業界が発展し、今年も事故がなく安全に仕事ができるよう努めたい」と話していた。