男子決勝で第2課題に挑む楢崎智=佐賀県多久市の九州クライミングベースSAGA、小玉義敬撮影

 スポーツクライミングのボルダー・ジャパンカップ最終日は12日、佐賀県多久市の九州クライミングベースSAGAで男女の決勝までが行われ、パリ五輪代表で宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさきともあ)が準優勝、同市出身で前回王者の楢崎明智(ならさきめいち)(日新火災)が4位に入った。 決勝は6人で争われ、四つの課題(コース)のうち2課題を完登した緒方良行(おがたよしゆき)(B-PUMP)が初優勝。他の5人が完登数1で並び、全4課題でゾーン(中間点)を獲得した楢崎智が最上位となった。ゾーン獲得数3の楢崎明はトライ数の差で3位の選手に及ばなかった。