自民党の茂木敏充(もてぎとしみつ)幹事長が代表を務める党県第五選挙区支部の2021年分の政治資金収支報告書と、茂木氏が提出した同年衆院選の選挙運動費用収支報告書に、支出の二重計上があったことが13日、分かった。 二重計上に当たるのは、各報告書に「備品」「電気代」として記載していた4万7592円分の支出。いずれも同一の栃木市内の企業に支払っており、同年11月12日付。茂木氏の事務所は取材に対し「事務的ミスが判明したため、速やかに訂正する」とコメントを出した。