【矢板】3月31日告示、4月7日投開票で行われる市長選で、立候補を表明している市議の森島武芳(もりしまたけよし)氏(37)が14日、本町の後援会事務所で記者会見を開き、公約に当たる政策を発表した。また後援会会長に前市長の遠藤忠(えんどうただし)氏(83)が就任したことも明らかにした。森島氏は「政策7本柱」として(1)雇用・経済(2)子育て(3)教育(4)高齢者福祉(5)公共交通・道路(6)防災(7)イベント支援・矢板PR-を掲げた。
「一丁目一番地」と位置付ける雇用・経済は「民間出身だからこそできる『本当の営業力』で企業誘致し、地元企業の徹底支援を行う。財源を確保しサービスを維持、充実させていく」と強調。中でも地元企業支援に力を入れるという。
また市総合計画などを念頭にデジタル技術を活用した子育て支援、キャリア教育などの施策の優先順位を上げる考えを示した。
森島氏は「県北の中核、全世代から選ばれ続ける自治体を目指す。想像できない変化への対応力も必要。これらのビジョンを目指した時に必要な政策をまとめた」と訴えた。
市長選には現職の斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)氏(51)も3選へ立候補を表明している。