栃木県後期高齢者医療広域連合は15日までに、2024~25年度の後期高齢者医療制度の保険料を10年ぶりに引き上げることを決めた。加入者が年間に支払う保険料の平均額は、試算で6468円(10・07%)増の7万686円になる。国の制度改正で後期高齢者が負担する医療費の割合が上がることや、被保険者の増加で医療費の膨張が見込まれることを踏まえた。
同制度は75歳以上の全員と、65~74歳で一定の障害のある人が加入する。同連合によると、23年12月時点の県内の被保険者は29万6659人。保険料の見直しの検討は08年度の制度開始から都道府県ごとに2年に1度行われ、本県の引き上げは14年度以来で3回目となる。
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