食品や化粧品の開発や販売を手がけるユーグレナ(東京都港区)は18日までに、自社の遺伝子解析サービス利用者を対象にした調査で、マラソンランナー向きの遺伝子が多い遺伝子タイプが多い都道府県ランキングを発表した。栃木県は、10・56%で38位だった。
調査は2月、同社の遺伝子解析サービスを利用する約5万7千人を対象に実施。「最大酸素摂取量が多く持久力が高め」とされる遺伝子型に加え、「短距離走に必要な速筋線維が少ない」とされる遺伝子型の、両方を持つ人について都道府県別に算出した。
結果は、鳥取県が13・94%で最高だった。2位は沖縄県で13・76%、3位は富山県で13・19%だった。最下位は和歌山県の7・67%で、首位の鳥取県とは6・27ポイントの開きがあった。
隣県などをみると、いずれも栃木県の割合を上回った。6位は福島県で12・78%、17位は群馬県で11・97%、24位は茨城県で11・45%だった。人口規模や人口密度が似ている岡山県は、30位で11・26%。