立憲民主党県連は19日夜、宇都宮市内で幹事会を開き、2025年夏の参院選に向け栃木選挙区(改選数1)の候補者を公募する方針を決めた。次期衆院選で空白区になっている栃木5区の公募についても改めて応募を呼びかける。

 公募のスケジュールなどは今後詰める。県連は22年の参院選でも公募を行ったが決まらず、党本部への応募者から選ぶ方針に切り替え、候補者を決定した。出遅れなどが響き、自民現職に大差で敗れた。

 衆院選の公募も昨春から実施しているが、候補者決定には至っていない。

 小池篤史(こいけあつし)幹事長は「地元での擁立を目指すが、最適な候補者を探すために広くアンテナを張っていく」と述べた。