那須岳の安全を守るために救助活動やパトロールに取り組む民間救助隊「那須山岳救助隊」が創立50周年を迎えた。隊を束ねる渡部逸郎(わたなべいつろう)隊長(76)に、これまでの歩みや今後の展望を聞いた。
-創立から半世紀の節目を隊長として迎えた思いは。
「歴代の隊長がレールをつくってきた。特に30年以上務めた2代目の故大高登(おおたかのぼる)隊長の時代。当時は警察や消防も山に入らなかった時代だが、その時に救助隊としての行動規範が整えられた。隊長としては、常に4~5人が出動できる体制を整えようとの思いでやってきた」
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