障害者の就労の道を開く就労支援事業所。鹿沼市内ではここ数年、老舗養蜂園や人気カレー店が事業に乗り出し、障害者が活躍できる場が広がりつつある。市も「バリアフリーマーケット」と題するイベントを企画するなど事業の周知に力を入れる。鹿沼の就労支援の“いま”を伝える。

会場で開かれた手話教室
「つながり」の場創出 バリアフリーマーケット 自立支援へ商品をPR
鹿沼市内の障害者就労支援事業所が集う市「バリアフリーマーケット」がこのほど、市役所で初めて開かれた。障害者や健常者の「つながり」の場を創出する試み。パンやカレーなど、各事業所で障害者らが作った商品が会場に所狭しと並んだ。ろう者による手話教室も開かれ、盛況となった。 主催したのは市地域自立支援協議会就労支援部会。市を事務局に、市内18の就労支援事業所で構成する。
会場では来場者に就労支援事業や障害者を取り巻く環境への理解を促しながら、障害者の自立支援につながる商品の販売を行った。
市役所1階の多目的スペースに長机を並べ、野菜やカレー、お菓子、多肉植物、手芸用品などを販売。市役所職員の昼休憩も重なり、多くの来場者があった。
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