対戦が決まり握手を交わす作新の小森主将(右)と神村学園の川下主将=8日、大阪市(代表撮影)

 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われ、1回戦の組み合わせが決まった。

 作新学院は大会第5日の第1試合で神村学園(鹿児島)との対戦が決定。小針崇宏(こばりたかひろ)監督は「相手は関係なく一戦一戦、一球一球に全力で取り組むのみ」と決意を新たにした。

 神村学園は昨夏の全国高校野球選手権大会4強で、現チームには当時のメンバー10人が残る。

 初戦は2週間後の22日。指揮官は「大阪でもしっかり練習できる期間がある」とプラスに捉え、小森主将は「相手も決まって本当に楽しみになってきた。チャレンジャーの気持ちでぶつかりたい」と開幕を心待ちにしている様子だった。

■神村学園(鹿児島)の横顔 併せ持つ打力と機動力

 甲子園春夏通算12度出場の鹿児島県を代表する強豪私立校。昨夏の全国高校野球選手権では同校史上初の4強入りを果たした。