栃木県庁

 県保健福祉部は11日、県南健康福祉センター管内の小学校で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生し、児童37人が感染したと発表した。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。

 同部によると、4~11日に児童たちが嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。8日に小学校から連絡があり、同センターが調査を実施。また、県保健環境センターが11日に3人を検査した結果、全員の検体からノロウイルスが検出された。