小規模多機能型居宅介護の「いきいき萌丘」。奥の建物が特別養護老人ホーム

小規模多機能型居宅介護の「いきいき萌丘」。奥の建物が特別養護老人ホーム

 真岡市議(84)=5期=が理事長を務める社会福祉法人が、介護報酬を不正に受給していた疑いがあることが14日までに、関係者への取材で分かった。同法人が運営する小規模多機能型居宅介護施設で、提供しなければならないデイサービスなどを行わずに介護報酬を請求していたという。情報を把握した市は不正受給を指摘し、監査を実施。同法人は市に約600万円を返還する意向とみられる。市議は取材に「不正をするつもりはなかったが、結果的にはそういう(不正請求した)ことになる」と認めた。