自転車ロードレースの国内最高峰ツアー「Jプロツアー(JPT)」第3戦の真岡芳賀ロードレースは23日、真岡市の井頭公園周辺特設コース(1周7.2キロ×14周=100.8キロ)で行われ、宇都宮ブリッツェン勢は沢田時(さわだとき)の24位が最高だった。ホセ・ビセンテ・トリビオ(スペイン、マトリックスパワータグ)が2時間20分45秒で優勝した。
下位カテゴリーのJエリートツアーはJプロツアーと同じコースで行われ、今月発足したブラーゼンサイクリング倶楽部(くらぶ)はこの日が初陣。E3(1周7.2キロ×5周)に那須塩原市出身の2人が出場した。
増子悠樹(ますこゆうき)は終盤のスプリントで遅れたが、53分47秒でトップとは9秒差の18位。「粘れれば入賞も見えた。チームとしていい出だしが切れた」と手応えを語り、本田滉斗(ほんだひろと)も雪が舞う寒さの中で36キロを完走した。
無事にレースを終え、代表の前田幸雄(まえだゆきお)会長は「『ブラーゼン』が走る姿をまた見せてもらった。選手に感謝」と笑顔。翌日の宇都宮清原クリテリウムにも出走する2人に期待を寄せた。