2021年東京五輪以来3年ぶりの代表復帰が決まったバレーボール女子の黒後愛(くろごあい)(宇都宮市出身、埼玉上尾)が26日までに、東京都内で下野新聞社の取材に応じた。体調不良に伴う長期休養を経て、新たなステージに進んだ25歳。「戻って来られたのは多くの方の支えのおかげ。関わった皆さんに感謝したい」とパリ五輪を目指す決意などを語った。
「火の鳥NIPPON」のエースとして初出場した東京五輪。日本女子は6大会ぶりの1次リーグ敗退に終わった。当時所属していた東レが黒後の休養を発表したのは、その56日後だった。
「(東京五輪は)期待に応える結果ではなかった。だけど、自分の中では本当にやり切った」。計り知れない重圧の中で死力を尽くし、心も体も限界だった。「はっきり『何が』という理由はない。コンディションも気持ちの面も、いろんな要素が重なってやっていけなくなった」。チームの判断を受け入れた。
残り:約 791文字/全文:1201文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする