【小山】市主催の移住者交流イベント「Oyama beginner(おやまビギナー)」がこのほど、粟宮のパン店「OLEA(オレア)」で開かれ、家族連れなど約20人がイベントを通じて交流を深めた。
市内で増加している移住者に交流の機会を設け、市への理解促進や生活面での不安解消につなげてもらうのが狙い。定期開催しており、本年度は3回目。
交流会事務局を務める一般社団法人「カゼトツチ」(古河大輔(ふるかわだいすけ)代表理事)のスタッフらがイベントを企画。参加者らは広場でのパン食い競走やバスケットボールコートでのフリースロー合戦などを楽しんだ。
店内では市内の総菜店「Momy Souzaijo(マミーソウザイジョ)」から提供を受けた食材でハンバーガーを作り、会話を楽しみながら味わった。
昨年4月に北海道から移住した外城、会社員鈴木聡(すずきさとし)さん(35)は家族4人で参加。「実際に交流して、ネットでは出てこない情報が聞けて有意義だった。小山は思ったより都会で大きな公園もあって住みやすい」と話していた。