JR東日本の公式サイトによると、宇都宮線は新白岡-久喜駅間での踏切安全確認の影響で、東京-宇都宮駅間の上下線で一時運転を見合わせた。東海道線への直通運転を中止し、東京-上野駅間の上下線で運休としていた。

 午前11時54分ごろに運転を再開したが、その後も遅れが出ていた。

 JR東日本大宮支社は31日午後7時40分ごろ、午前10時58分ごろに東北本線の新白岡―久喜駅間の沙汰踏切と第一本村踏切が正常に動作しなかった事案が発生したと発表した。下り普通列車が沙汰踏切を通過する際に、踏切が警報せず、遮断桿が降下していない状態であったことを認めたため緊急停止し、踏切を約100メートル過ぎて停車した。状況を確認したところ、沙汰踏切と第一本村踏切が警報せず遮断桿が降りていなかった。第一本村踏切に列車は進入していないという。

 JR東日本によると、事故やけが人はなかった。踏切制御に関わる機器などの取り替えを行うという。原因を調べている。