栃木県警で今春、生え抜きで初の女性警視が誕生した。県警人身安全少年課の大渕美湖(おおぶちみこ)警視(49)。“男社会”とされる県警で刑事や警務などの部門を歩んできた。「有言実行を心がけ仕事をしたい」とし、人身安全対策指導官として子どもや女性の安心安全の確保に加え、若手育成に力を注ぐ。県警によると、2023年4月現在、生え抜きの女性警視がいなかった県警は本県を含め岩手、鹿児島、石川など6県のみで、本県は女性の幹部登用に遅れがみられる。県警は「幹部となる女性警察官の育成を進め、署長などにも起用していきたい」としている。
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