【宇都宮】市は7日までに、うつのみや多文化共生推進プランを策定した。市内在住の外国人が2024年2月末現在で1万人を超えるなど多国籍化、定住化が進む中、プランはコミュニケーションや生活支援を施策の柱に据え、行政情報の多言語化を強化する。同じ地域の一員と位置づけ、「外国人市民」と表現して共生する方針も明確化した。
人口減を背景に国は積極的に外国人材を受け入れており、市内では20年に9648人に達した。コロナ禍の水際対策の影響で一時停滞したが、23年には9978人にまで回復した。今年2月末現在で1万916人に上る。国別では中国、ベトナム、韓国または朝鮮、フィリピン、タイが多い。最近はネパールが急増しているという。
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