バスケットボールB1第32節の宇都宮ブレックスは13、14の両日、札幌市の北海きたえーるで北海道との2連戦に臨む。負傷者を抱えながら敵地での一戦と条件は厳しいが、下位相手に白星を取りこぼすわけにはいかない。

 ブレックスは前節で群馬に89-77で勝利。クラブの連勝記録を21に更新し、通算成績は44勝7敗で東地区首位を維持している。

 北海道は15勝36敗で同地区7位。平均20.1得点のリード・トラビスなどゴール下に得点源がそろい、彼らが躍動する試合は上位勢にも肉薄している。

 ブレックスは前節で負傷した比江島慎(ひえじままこと)が欠場となれば、長期離脱中の高島紳司(たかしましんじ)も含めガード陣が手薄に。アイザック・フォトゥやグラント・ジェレットらが奮起し、北海道のインサイド陣を攻略できるかが勝負の鍵となる。