6回、無死満塁で北関東綜合警備保障の飯塚が左前に2点適時打を放つ=宮原球場

 下野新聞社杯第57回選抜軟式野球大会第3日は13日、宮原球場で準決勝2試合が行われ、前回王者の北関東綜合警備保障(宇都宮)と足利赤十字病院(足利)が決勝へ駒を進めた。

 北関東綜合警備保障は4回、杉山海斗(すぎやまかいと)の右越え本塁打で先制。六回は野尻勇汰(のじりゆうた)の中越え二塁打から5安打を集中し大量6点を奪っ主導権を握り、11-2の八回コールドでセルフィッシュ(小山)に大勝。足利赤十字病院は赤羽根陽向(あかばねひなた)、武藤悟章(むとうのりあき)の継投で足利銀行(宇都宮)に付け入る隙を与えず、8-0で七回コールド勝ちした。

 昨年と同じ顔合わせとなった決勝は14日午前10時から同球場で行われ、北関東綜合警備保障は2年連続5度目、足利赤十字病院は2年ぶり4度目の頂点を目指す。