昨年のコンテストで最優秀賞を受賞し商品化されたデザイン

 上野文具(宇都宮市池上町、上野拓哉(うえのたくや)社長)は、「第2回測量野帳デザインコンテスト」を開催している。「愛」をテーマに5月6日まで野帳の表紙デザインを募集しており、最優秀作品は300冊限定で商品化し、8月に同社が主催するイベントや店舗で販売する。

 野帳は文具大手コクヨ(大阪市)が測量士のために開発したロングセラー商品で、野外でも片手で筆記でき、耐久性のある硬い表紙が特長。コンテストはデザインに興味がある人への創作機会の提供などを目的に、昨年から実施している。

 応募資格は県内在住か、県内で就労・就学している人で、応募点数の制限はない。上野文具の店舗に応募用紙を持参するか、コクヨ北関東販売にメールで送付する。1次、2次審査(交流サイトで一般投票)を経て、最優秀作品1点、優秀作品2点を選出する。いずれも副賞として上野文具の商品券やコクヨの文具セットが贈られる。

 詳細は上野文具ホームページへ。同社は300冊を販売した想定で、収益の一部として下野新聞社の能登地震救援募金に寄付した。