停車場跡に放置されていた当時のレール(手前)。参加者が熱心に写真を撮った

 【宇都宮】大谷地区などに残る人車軌道の廃線跡と次世代型路面電車(LRT)の車両基地を巡る観光ツアーが13日、市内で開かれ、県内外から参加した15人が新旧“ライトレール”の見学を楽しんだ。宇都宮観光コンベンション協会が、注目のLRTにちなんで初めて開催したツアー。キャンセル待ちが出るほどの人気で、参加者からは「今後も廃線跡を巡るツアーを企画してほしい」と熱望する声が上がった。市内各地の廃線跡巡りは人気ツアーに成長しそうだ。