ネクスコ東日本は23日までに、ゴールデンウイーク(GW)期間(26日~5月6日)の高速道路の「渋滞予報ガイド」を同社ホームページで公開した。県内でピーク時に10キロ以上の渋滞が予想されるのは全て東北自動車道。下りは5月3日朝から夕方に最長で25キロ、上りは5日の正午過ぎから夜にかけて最長20キロの渋滞が発生する見通し。新型コロナウイルスの5類移行後、初のGWとなるため、同社は渋滞がコロナ禍以前の水準になるとみて、分散利用を呼びかけている。
同社によると、県内で期間中に予想される10キロ以上の渋滞は下り5回、上り5回の計10回で、前年同期の予想より1回少ない。一方、最長は25キロで、前年の予測最長の20キロより長い。
下りは3日午前8時から午後5時にかけて矢板北PAを先頭に最大25キロ、同日午前5時から同9時にかけて上河内SAを先頭に最大15キロの渋滞を見込む。
上りは主に午後から夜にかけて混雑する予測。上河内SAと西那須野塩原IC付近は、4日の午後から夜にかけて最大15キロ、5日の昼過ぎから午後9時にかけて最大20キロとなる予想だ。
今年のGWは前半が3連休で後半が4連休。荒天による外出控えの影響を受けた昨年に比べ、今年は渋滞が増加する見込み。同社の担当者は「事前に渋滞予測を確認し、利用日や時間の変更を検討するなど、協力をお願いしたい」と呼びかけている。