3回、2点適時三塁打を放ち、中継の乱れにも乗じて一気に生還する宇都宮北の佐藤(右2人目)=宇都宮市のエイジェックスタジアム

 第77回春季県高校野球大会兼第76回春季関東地区大会県予選第4日は20日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)など3会場で3回戦7試合が行われ、宇都宮北やシード勢の佐野日大、石橋、白鴎大足利などが16強入りした。

 宇都宮北は三回に7連打で5点を先制し、四回は佐藤夕優(さとうゆう)の適時三塁打などで4点を追加。宇都宮中央を11-1と圧倒した。佐野日大は序盤から得点を重ね五回までに5点をリード。守っても3人の継投で宇都宮に5-0と完封勝ちした。

 石橋は5点リードの八回、1死二、三塁から9番伊澤颯盛(いざわりゅうせい)の2点適時三塁打などで一挙8得点を奪い、那須拓陽に15-2で圧勝。このほか宇都宮白楊、宇都宮南、矢板中央も勝ち上がった。

 大会第5日は21日、同球場などで3回戦の残り8試合が行われ、16強が出そろう。