パリ五輪で初めて実施されるブレイキンに注目しているWATO=下野市内

 近年世界で盛り上がりを見せるアーバンスポーツ(都市型スポーツ)。2021年東京五輪で採用されたスポーツクライミングやスケートボードがその代表格だが、もうひとつ「ブレイキン」が今夏のパリ五輪で初めて実施される。

 この競技で次世代を担う逸材が「WATO(ワト)」として活動する石橋北小6年倉井湧都(くらいわと)(11)。パリ五輪は年齢制限で出場資格が得られなかったが、「日本人ならシゲさん(半井重幸(なからいしげゆき)・『Shigekix』)がメダル候補。技術力が高く、世界で戦えると思うのでメダルを取ってほしい」と注目している。