サッカーJ2栃木SCは25日、2023年度(23年2月1日~24年1月31日)の決算を発表した。売上高は前期比4.5%増の10億8700万円と3期連続で過去最高となったが、経常損失、純損失とも4100万円で13年度以来、10期ぶりに赤字決算となった。ホームゲームの平均入場者数も過去最多でチケットやグッズ販売が伸びた一方、Jリーグから支給される配分金の減少や試合運営費の増加が響いた。
23年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のための観客の入場制限がなくなり、声出し応援も解禁された。ホームで開かれたリーグ戦の平均入場者数は5834人で前期比1405人増えた。売上高の内訳をみると、入場料収入が33.0%増の1億5400万円、グッズ収入は42.9%増の1億2千万円、スポンサー収入は2.6%増の5億5900万円で、いずれも過去最高となった。
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