宇都宮市大谷町瓦作地区の採石場跡地で、1991年に崩落した陥没地を埋め戻す第1期工事が、25日までに完了した。大谷石材協同組合が県公共事業で発生した建設残土を使用して埋め戻す取り組みで、残土が多かったため当初計画より1年早く整地された。
懸案だった大規模陥没地の埋め戻しが順調に進んだことで地元住民の安心感は増しており、残り半分の第2期分についても組合側は早期に取り組む方針。安全性が担保された今回の手法が、200カ所以上残る採掘場の廃坑の埋め戻しにもつながるか注目される。
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