第3クオーター、ダンクシュートを決めるブレックスのジェレット(中央)=千葉市の千葉ポートアリーナ

 バスケットボールB1第35節は27日、各地で12試合が行われ、東地区首位の宇都宮ブレックスは千葉市の千葉ポートアリーナで千葉Jと対戦、82-55で完勝した。レギュラーシーズン残り3試合で同2位A東京とのゲーム差は3。次戦でブレックスが勝つか、A東京が敗れるとブレックスの3季ぶりの地区優勝が決まる。

 ブレックスが誇る和製ガード陣が躍動した。両チーム最多17得点の遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)を筆頭に、比江島慎(ひえじままこと)、鵤誠司(いかるがせいじ)がそろって2桁得点し、アシスト数でも千葉Jの14を大きく上回る26をマーク。遠藤は「多くの選手が絡んで得点できた。日本一を目指す上で大切なこと」と充実感をにじませた。