足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)は事業拡大と収益力向上を図るため、従業員から新規事業のアイデアを募るコンテストを始めた。初年度の2023年度は80件の応募があり、耕作放棄地解消に向けた農業ビジネスと、消費者のアイデアを地元企業につなぐプラットフォーム創出の2件で事業化に向け検討を始めた。コンテストは本年度以降も実施する予定。
少子高齢化や人口減少が進む中、足銀では預金や貸し出しといった従来の銀行業務に加え、新たな収益の柱を模索している。従業員から考えを募ることで多様な視点で新事業を検討するとともに、新たな取り組みにチャレンジする組織風土の醸成も図る。
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