群馬県高崎市の踏切で4月、小学4年の女児(9)が電車にはねられ死亡した事故を受け、栃木県が遮断機や警報機がない「第4種踏切」の解消に向けた協議会を設立する方針を固めたことが2日までに、分かった。関係市町や鉄道事業者を交えた協議会で、6月上旬までに立ち上げる。4種踏切を巡っては国が危険性を指摘し解消を呼びかけているが、地域住民の利便性や費用負担の面から、廃止にはつながっていない。県は対策に向け、住民へのヒアリングなども検討している。
鉄道各社によると、県内には4種踏切がJR日光線や同烏山線、同両毛線、わたらせ渓谷鉄道、真岡鉄道に計15カ所ある。
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