【下野】本県を拠点に活動するプロレス団体「栃木プロレス」によるイベント「東の飛鳥決戦」が4月29日、国分寺の天平の丘公園で行われた。大勢の観客がリングサイドから観戦し、大盛況となった。
今月6日まで園内で開催中の「第45回天平の花まつり」に合わせ、来園者に楽しんでもらいたいと市が主催した。同団体が市内でプロレスイベントを行うのは初めて。臼井伸太郎(うすいしんたろう)代表(50)や北村彰基(きたむらしょうき)選手(26)らが参加し、坂村哲也(さかむらてつや)市長らが出迎えた。
太陽が照り付ける中、正午に第1試合がスタート。幅広い世代の来園者が芝生広場に設置されたリングを囲み、選手の名前を呼ぶなど熱い声援を送っていた。子どもを対象としたプロレス教室や選手のサイン会も行われた。
初めてプロレスを見たという宇都宮市石井小2年石田結雅(いしだゆうが)さん(7)は「選手たちがかっこよかった。実際にリングにも上がれて楽しかった」と声を弾ませた。