帝国データバンク宇都宮支店は8日、建具メーカーのダイトー(那珂川町馬頭)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。4月22日付。負債総額は約8千万円。
帝国データバンク宇都宮支店によると、ダイトーは1976年創業、88年設立。ふすま、障子、フラッシュドアなどの間仕切り建具を専門に製造し、関東近郊の専門商社や内装工事業者、ハウスメーカーなどを販路としていた。
しかし消費者の好みの変化もあり、間仕切りの需要は大きく減少。新たなインテリアデザインが台頭したことで売り上げが減り、赤字体質が常態化していたという。2023年12月までに事業を停止した。