帝国データバンク宇都宮支店は8日、土木工事業の鈴木土建(鹿沼市北半田)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。4月23日付。負債総額は約4千万円。

 帝国データバンク宇都宮支店によると、鈴木土建は1997年設立。大手ハウスメーカーや地元工務店などから宅地造成、住宅基礎工事などを請け負っていた。

 新型コロナウイルス禍以降、住宅需要の減退が顕著となり、元請けの業況が弱含みとなった背景もあり、受注が大きく減少。採算が維持できず、2024年1月31日に事業を停止したという。