間伐材などで作ったアロマ商品

 【鹿沼】東町の生花販売業「マーサーズ」はこのほど、地元産ヒノキの間伐材などを再利用したアロマオイル商品を開発した。「木のまち鹿沼」のPRにつなげるのが狙い。間伐材は市内の林業や木工業者から譲り受け、市内での資源循環を目指す。

 同社は、イネ科のジャイアントミスカンサスを使ったバイオマス発電の研究など、環境保全事業も展開。その一環で、土砂災害などをもたらす林地残材の削減なども目的に、アロマ(芳香)に詳しい小太刀昌子(こだちまさこ)社長(55)が商品開発を企画した。市の補助金に加え、市内の林業や製材業者から間伐材や端材の提供を受けている。