決算内容を説明する足利銀行の清水頭取(右)と常陽銀行の秋野哲也頭取=10日午後、水戸市の常陽銀行本店

2024年3月期の足利銀行・常陽銀行の業績

決算内容を説明する足利銀行の清水頭取(右)と常陽銀行の秋野哲也頭取=10日午後、水戸市の常陽銀行本店 2024年3月期の足利銀行・常陽銀行の業績

 めぶきフィナンシャルグループ(FG)が10日発表した足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)の2024年3月期決算(単体)は、本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)が前期比3・1%増の322億6900万円、経常利益が31・5%増の205億3千万円、純利益が32・1%増の142億400万円だった。貸出金利息やコンサルティングなどの手数料収入が増加したことが奏功した。

 経常収益は5・6%増の1065億900万円、売上高に当たる業務粗利益は6・7%増の687億2千万円だった。