鈴木恵美氏

 7月30日告示、8月4日投開票の塩谷町長選で、町議の鈴木恵美(すずきえみ)氏(62)=熊ノ木=は13日、下野新聞社の取材に対し無所属で立候補する考えを明らかにした。

 鈴木氏は「町の人口減少に歯止めがかからない。立派な庁舎は立ったが、もっと人へ投資する町政にしなければ」と出馬を決意した理由を説明。「女性の視点を生かし特に少子化、高齢者福祉問題、経済発展に尽力したい」と決意を述べた。

 鈴木氏は帝京高等看護学院卒。看護師。2021年の町議選に無所属で立候補し、トップで初当選し現在1期目。

 町長選には現職の見形和久(みかたかずひさ)氏(71)が4選に向けて立候補を表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。