茨城の日本人エースとしてチームのB1残留に貢献した山口(右)=水戸市、5日のブレックス戦から

 鹿沼市出身でバスケットボールB1茨城のスモールフォワード山口颯斗(やまぐちはやと)(25)が飛躍のシーズンを終えた。今季は52試合に出場し、1試合平均10・9得点をマーク。「目標にしていた」という自身初の2桁得点でチームのB1残留に貢献した。「B1という場所に思いをつなげられてほっとしている」と総括する。

 山口は鹿沼西中から埼玉の強豪正智深谷高に進み、筑波大では主力として全日本大学選手権で優勝。同大3年時には宇都宮ブレックスに特別指定選手で入団し、北海道を経て2022~23シーズンから茨城でプレーする。