帝国データバンク宇都宮支店は22日、リフォーム工事の譜久寅(栃木市城内町1丁目)が宇都宮地裁栃木支部から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。13日付。負債総額は推定約2千万円。
帝国データバンク宇都宮支店によると、譜久寅は2017年設立。内装を中心としたリフォーム工事を手がけ、防音施工を強みにした部屋、家屋を売りにしていたほか、「モバイルハウス」と称した自動車に居住スペースを取り付けた商品を販売していた。
需要が拡大せず厳しい業績を強いられた中、新型コロナウイルス禍による営業自粛もあり、事業は22年に実質的に頓挫する形となった。再構築を試みたが、再開はかなわなかったという。