任期満了に伴う6月9日投開票の鹿沼市長選は、同2日の告示まで10日となった。現職の佐藤信(さとうしん)氏(77)が5選不出馬を表明し、いずれも無所属新人で、県議の松井正一(まついしょういち)氏(58)と、元県議の歯科医師小林幹夫(こばやしみきお)氏(70)=自民、公明推薦=の一騎打ちになる可能性が濃厚だ。佐藤氏と同様に「市民党」を掲げる元立憲民主党の松井氏と、自民党鹿沼支部が擁立する小林氏。新しい市のリーダーを決める選挙戦の争点を探る。
◇ ◇
「国と県の力、財源がなければ、鹿沼を変えていくことはできない」。17日夜、市民文化センターで開かれた小林氏の総決起大会。ホールを埋め尽くす支持者約1500人を前に、小林氏は訴えた。強調するのは「市と国、県との太いパイプ」だ。
残り:約 780文字/全文:1140文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする