7月にオープンする「エイジェックスポーツ科学総合センター」。左の建物は体力解析などの機能を持つ「データサイエンスエリア」=栃木市沼和田町

記者会見後、記念撮影に臨むエイジェックの古後社長(中央)たち=27日午前、東京都新宿区

エイジェックスポーツ科学総合センター

7月にオープンする「エイジェックスポーツ科学総合センター」。左の建物は体力解析などの機能を持つ「データサイエンスエリア」=栃木市沼和田町 記者会見後、記念撮影に臨むエイジェックの古後社長(中央)たち=27日午前、東京都新宿区 エイジェックスポーツ科学総合センター

 人材総合プロデュースのエイジェック(東京都新宿区)は27日、都内で記者会見を開き、栃木市沼和田町の敷地(約1万2千平方メートル)に7月、総合スポーツ科学施設「エイジェックスポーツ科学総合センター」を開設すると発表した。動体視力を測る独自の最先端機器などを活用し、科学的な体力解析やデータに基づくトレーニングを一体的に行う。同社によると、同機能を持つ民間施設としては国内最大級。早ければ2025年にも一般開放を目指す。

 栃木駅南口から徒歩数分の場所にあり、敷地北側を「データサイエンスエリア」、南側を「トレーニングエリア」、西側を「教育・研修エリア」として各エリアに施設を配置する。NTT東日本やフィットネスクラブ「ゴールドジム」を国内で運営するTHINKフィットネス社などと協力し、構想約2年でオープンにこぎ着けた。総工費は明らかにしていない。