那須雪崩事故で業務上過失致死傷罪に問われた教諭ら3人の判決公判が30日、宇都宮地裁で開かれる。遺族は被害者参加制度を利用して計17回の公判に臨み、「事故は人災だ」と訴え続けた。初公判から一貫して無罪を主張した3被告。遺族には、事故と向き合わず保身を通しているように映った。「責任の所在を明らかにして」「いいかげんな判断で8人の命は奪われた」。安全が最優先されるべき学校教育中の事故防止に向け、「将来の教訓となる判決を」と願う。
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