市長選を周知するデジタル広告

 【鹿沼】若年層の投票率を高めようと市選挙管理委員会は、9日投開票の市長選を周知するデジタル広告を告示日の2日から配信する。

 若年層のインターネットの利用が多いことに着目した初めての試み。これまでのポスター掲示やチラシ配布に代わって配信する。

 広告はインスタグラム広告とグーグルディスプレー広告で、配信期間は2日午後6時~9日午後7時。投票日や3~8日の期日前投票期間などを記して、市マスコットキャラクター「ベリーちゃん」が投票を呼びかけるデザインにした。

 市内の投票率は、昨年9月の市議選が46.96%、同4月の県議選が44.62%と、50%を割った。若い年齢層ほど、低い傾向にある。

 市選管の担当者は「デジタル広告を目にして、市長選に関心を持ってもらえれば」と話している。