【宇都宮】1~7日の水道週間に合わせ、市上下水道局は1日から、啓発事業を展開する。8日には松田新田浄水場(今里町)で8年ぶりに見学ツアーなどを実施する。市内の図書館に水に関する書籍コーナーを設置し、市役所1階ではパネル展示で「安全安心でおいしい宇都宮の水道水」をPRする。
同浄水場の見学ツアーは水にまつわる体験ができる「水道週間施設開放イベント」の一環。ツアーは午前10時から随時開き、市職員が水道水のできるまでを案内する。水道水での炭酸水作りや風呂に入れると発泡する入浴剤「バスボム」作りなどの体験型ブースもある。市管工事業協同組合は水道管の修繕実演を行う。市水道水のペットボトル飲料水「泉水(せんすい)」や強炭酸水「スパークリング泉水」などが販売される。
市の中央、東、南の各図書館では1~7日、水の大切さや水道の仕組みなどの本を集めた特設コーナーを開設。東図書館では「じゃぐちをあけると」などの絵本や児童図書を並べるなど、それぞれの図書館で水について知る書籍が紹介される。
同局の担当者は「子どもからお年寄りまで多くの市民に水道事業を知ってもらう機会にしたい」と話した。(問)同局028・633・3230。