小林幹夫氏

 鹿沼は16年間、長いトンネルにいた。閉塞(へいそく)感が漂っている。何としても脱しなくてはいけない。私は路線を変える。今回の選挙、政治生命を全て懸けて戦う。

 公約に大きく三つの柱を掲げた。一つは景気対策。新しい工業団地をもっと誘致する。磯町の東北自動車道にスマートインターチェンジを造ることも挙げた。

 2番目は少子化対策。子育て環境を良くするために小中学校、そして幼稚園、保育園等の給食費の無償化を公約に挙げる。実施している自治体を参考に、国の異次元の少子化対策とも呼応して早期に実現したい。

 もう一つは地域医療の問題。私は幸い歯科医師。今まで医療政策、いろんな問題に県議時代から対応した。特に鹿沼市は面積の半分以上が無医地区。へき地医療で国、県の支援をいただきながら対応したい。上都賀総合病院は2次救急の中核病院で、鹿沼の市民病院的病院。機能アップしていく。

 【お断り】 小林氏の要旨は第一声後の取材も加味しました。