くわ入れをする古口町長

 【茂木】町が民間事業者と連携し整備する定住促進住宅「もてぎテラス」の安全祈願祭が6日、仲の内団地内の建設予定地で行われた。古口達也(こぐちたつや)町長や町議会、建設関係者ら約30人が出席し工事の安全を願った。

 事業は町の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」における若い世代や子育て世代の移住定住の促進を目的としている。茂木署東側の町有地約2200平方メートルに2階建て集合住宅2棟を建設。設計や建設、管理をエヴァ・モア、積水ハウス、河内土地建物の3社が担う。

 2棟のうち1棟はメゾネットタイプ、もう1棟は共同住宅タイプでそれぞれ6世帯が入る。工事は今月から来年2月まで。入居者募集は9月からで入居開始は来年3月。家賃は未定だが手頃な額になるという。

 祈願祭では玉串奉納やくわ入れなどの神事が行われた。古口町長は「この住宅を子育て世代の流入と、その方々への安全で安価な環境の提供につなげたい」と話した。